優先順位

データを誤魔化したり、公の文書を改竄したり、都合の悪いことはなかったことにする大人が多い昨今。

特に、責任ある地位にいる大人がそんなことをしても平気で許される世の中はもう終わりにしないといけません。

ルール(憲法などの法律も)はみなが守ってこそ、対等な世の中が実現します。こども、心身ともにハンディキャップをもつ人たち、様々な立場的に少数者となっている人たち、高齢者など、力の弱い人たちを力の強い人達から守るためにも「対等性」を重視しなければなりません。

われわれはその際、優先順位を考える必要があります。例えば、温暖化による気候変動でどんな人たちが最も被害に遭うのか。農家でしょうか、それとも農作物の先物取引で利益をあげる投資家でしょうか。被害額でいうと投資家の人たちだと考えられます。日常の暮らしに直接悪影響を被る人たち一人ひとりの被害額は、投資家や大企業のそれとは比較にならないほど小さい数字なのかも知れません。

しかし、ときに数値による優先順位付けは対等な世界を壊してしまいます。

上のグラフは、小さな学校の現状です。保育園、小学校、中学校に通うこどもたちに責任は一切ありません。われわれ大人のこれまでの優先順位が間違っていたのではないかと素直に認識することから始めたいと思います。友達の数が多いからこどもたちは幸せだとも単純には言えませんが、都会では失われた自然環境が残る中山間地で、こどもたちが多様(同年代や異年齢)な仲間と「遊ぶ」ことのできる環境を整えてあげる責任がわれわれ大人にはあるのではないでしょうか?