数えられなくても比べられる方法がある。つまり、無限でも扱えるようになる。
数学は無限にも正面から挑める自由さを持っています。
夜、梅作業に追われたこどもたち。
自分たちの大好物だから主体的に木登りしながら梅とり作業からしました。
コンテナ一杯の梅。結遊館に戻ってへたを取り、さあ、重さを量ろう。
結遊館には1000gまでの量りしかない。困った。3kgを梅シロップにしたい。砂糖は高いので無限には作れない。
1kgずつ3回量ったらいい。
と。
月の上なら重力は1/6だという意見が出た。
本当かどうかはわからないが、知識としてある。
ということは3kgは、その1/6の0.5kgとなるはず。
え〜っと0.5kgって何グラム?
「5g?」いやいや「500gだ」
この量りでも月でなら使える・・・でも月に行くのは・・・。
学校のエレベータだったらふわっとした瞬間、重力が軽くなる・・・でも使わせてもらえるのか?
・・・
では、梅1コを量ったら約15gだったから個数でやってみるか。
う〜ん、重さが違うのものあるし・・・そもそもこのコンテナに梅は一体何コあるんだ?
丸だから円周率を使ってなんとか計算できないか???
球の体積はまだ習ってないし・・・。
数学は、宿題やテストのためにあるんじゃないから、自由に使えるような柔軟な思考方法も身につけたいですね。